昨日ルーファス・ウェインライトの東京公演に行ってきました。
会場は国際フォーラムのCホール。
初めてだったのですが、狭すぎず広すぎずちょうどいい大きさのホールでした。
ド派手なスーツ(すごく似合っていた)を着たルーファスが登場して、マイクを持ち「RELEASE THE STARS」を歌いだすとやんやの盛り上がり。
一気に彼の世界にもってかれた感じ。
その後ルーファスはグランドピアノやギターを弾きながら歌っていく。
ピアノもギターの演奏もさすがという感じだったが、私は楽器を持たずマイクを持ちながら歌った時のルーファスのクネクネした動きがなんとも言えず良くて目が釘付けになった。
バックはホーンX3、ギターX2、ベース(ウッドも)、ドラムで、ホーンやギターの人がピアノを弾いたり、ホーンの人がギターを弾いたりと、楽器を持ち替えて多彩なアレンジを聞かせた。
特にバンジョーやフルート、フレンチホルン使い方が効果的だったと思う。
ルーファスの歌は、思った以上に上手いというか、圧倒的な歌唱力。
あれだけ声を出していても、歌い終わった後のMCとか全然息が上がっていないのがすごい。
人間の声の素晴らしさというものを改めて感じました。
一部の最後である「BETWEEN MY LEGS」では、「WANT ONE」のジャケットのコスプレをした人を含む素人らしき女性3人の踊りと語りが入るという正直エッ?という演出もあったが、それも観客とコミュニケーションを取りたいというルーファスの現われなのかもと思うと微笑ましい。
演出といえば、観客全員に「I Love You!」を言わせ、「ノウッ,I can't…」といいながら「NOT READY TO LOVE」に入っていく場面では、妻が「ミッチー?」と喜んでおりました(笑)。
2部ではマイクを通さずホーンだけをバックにアイリッシュ・トラッドを歌ったり、ピアノだけをバックにガーシュインのナンバーをやったりとルーファスの歌声を堪能。
ガーシュインのナンバーからスケールの大きな「Beautiful Child」へいくあたりが個人的なハイライトだったかも。
でも全編がハイライトと言ってもいい充実したコンサートだったと思う。
アンコールで白いガウンを着て登場したルーファスがピアノの弾き語りを聴かせ(うっとり)コンサートも終了かと思った後に、驚くべきパフォーマンスが・・・
知らなかったのマジでびっくりした!
そして、自然とスタンディングオベーションしている自分がいた。
もう本当に大満足のライブ。
今度は10年と言わず、すぐに来てほしいです。
コメント
コメント一覧 (4)
コメントありがとうございます。
お友達の方、来れなくて残念でしたね。
私はその日代休を取って仕事を休みました。
代休取って正解でした。
貼り付けて頂いたHPを早速見ました。
そういうことだったんですね。
私はてっきり日本のレコード会社のルーファス担当の方達かと思っていました。
私もルーファスって本当にファンを大事にするし、サービス精神が旺盛なんだなぁと思いました。
ところでBetween My Legsの女性達ですが、事後的に彼のHPにこんな事が書かれてあるのを発見しました。
http://www.rufuswainwright.com/news/default.aspx/nid/12428
こんなところにもファンに対する愛情を感じました。
コンサート素晴らしかったです!
夢のような一夜で、翌日仕事に行くのがいやなこといやなこと(苦笑)
聴く機会を失うというのは分かります。
私も買おうと思っていたウィルコやライ・クーダーの新作をまだ聴いてないです。
買うタイミングを失って、次のアルバムが出た時に一つ前のアルバムを買うというパターンが結構多いですね。
そうそうコンサートの帰りにロビーで、チャラ&浅野忠信夫妻をお見かけしました。
ちょっと得した気分で会場を後にしました。
ルーファス、来日していたんですか。
知らなかったです。
というか、このごろはコンサート情報とか全く
チェックしなくなってしまっているので、
いつのまにかお気に入りのアーチストが来日してた
なんてことが多いです。
サムプレコップとかも来てたんですね。
ルーファス、いいですよね。
すごい才能の持ち主だと思います。
ただ、新作だけまだ買ってないんです。
聞く機会を失ったといいますか、
気持ちがルーファスに向かっていない時に
買うのはもったいない気がしたもので。
いつか聞きたいと思ってます。