たけうま書房のブログ

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もう本番まで時間もないですが、5月3日の一箱古本市に持っていく本やCDをいくつか紹介していきます。

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V.A.『COUNTRY BOOGIE 1939-1947』(2枚組CD)\900

HARRY HOSONO & THE WORLD SHYNESS『FLYING SAUCER 1947』のライナーの細野さんとコシミハルさんの対談の中で、「アトミック・カフェ」というドキュメンタリーの中で流れた音楽について触れられています。
それがちょうどこの細野さんの新しいアルバムと同じ響きだったと。
とても明るくて楽しいカントリー・スゥイング調の曲なのに、原爆を礼賛している。
細野さんは複雑な気持ちと仰っています。

これを読んだ時、すぐ思い浮かんだのが、上記のCDに入っているBuchanan Bros.「Atomic Power」。
「アトミック・カフェ」という映画を観てないので、そこで流れた曲がこの曲なのかはわかりませんが・・・。
私も最初にこのCDをジャケ買いして、この曲を聴いた時、複雑な気持ちというかかなりショックを受けて、しばらくこのCDが聞けなかったほど。
明るく楽しい曲だけによけいに恐いんですよね。

あとこのCDにはSpade Cooley「Steel guitar rag」が入っています。
Spade Cooleyのことは、確かエノッキー氏(Jackie & the Cedrics)がギター雑誌に書いていた記事を読んで知ったのだと思う。
Spade Cooleyについては以下のサイトに詳しいので書きませんが、高田漣氏もクーリーのエピソードを知ってしばらく音楽が聴けなかったらしい。

http://www.audio-visual-trivia.com/2006/04/spade_cooley.html

Spade Cooleyってジェームズ・エルロイ作品のサウンドトラックという感じがします。
それにしても娘の名前がメロディちゃんというのもスゴいなぁ。

といろいろ書きましたが、細野さんの新作が気に入った人は是非聴いてみて!


『remix 特集カン伝説』(雑誌)\400
『remix 特集リー・ペリー”レゲエの宇宙”』(雑誌)\300

これはもうホルガー・シューカイとリー・ペリーを並べたかったということに尽きる。
でも、カンの特集は、良く出来ています。
remixの特集はあなどれない。
リー・ペリーはこの前「定本 リー“スクラッチ”ペリー」という本が出ましたが、これからリー・ペリーを聴いてみようとかという人にはこの特集に載っているディスコグラフィーが便利だと思います。

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