たけうま書房のブログ

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「黄金町バザール」に行ってきました。
黄金町バザールというのは、かつて違法な特殊飲食店があった場所を、「地域とアートの共存を通じて街並が新しく生まれ変わることをめざす事業」(パンフより)。
「京急電車の旅Vol.9 黄金町編」というフリーペーパーを読んだ時から、とても興味があったのですが、今回やっと行くことができた。

黄金町で降りて、以前は近づくことが出来なかった高架下を日ノ出町に向かって歩く。
地図を頼りに、黄金スタジオ~初音スタジオ~写真館~日ノ出スタジオを廻る。
福本歩の盆栽腕時計やタイのアーティスト、ウィット・ピンカム・チャナポンの紙の果物(紙で果物を作ると本物と交換してくれる)も面白かったが、圧巻は北川貴好の作品。
特殊飲食街の空間を使ったインスタレーションは、かつての風景を何となく思わせる微妙な作品。
妻は鳥肌がたつほど気味悪がっていた。

土曜日だったこともあって結構人出があったが(朝テレビで紹介された影響もあったらしい)、平日はどうなのだろう。
バザールの期間が終っても、この地域が盛り上がっていくといいなぁと思う。
また近いうちに行ってみようと思います。

その後、日ノ出町駅の方に向かい、妻が探しいてる本があるというので、中央図書館でしばし過ごす。
私も『domingo music for sunday lovers』等数冊借りた。

それから、ブックカフェ「風信」に。
私のブログに奥様からコメントを頂いたので、そのことをきっかけに本のこと、一箱古本市のこと、黄金町のこと等を店主さんと話す。
私もそして「風信」の店主さんも、よくしゃべるタイプではない(と思われる)ので、隣にいた妻は結構スリリングだったみたい(笑)
ちょうど「昭和三十年代の本」展が開催されていて、じっくりと三十年代の本を見せて頂いた。
この時代の本は装丁とかが上品でいいなぁと思う。
前回同様、美味しいコーヒーを頂きながら、本を眺めたりしてまったりと過ごす。

それから「Bodegon Nogue」で軽く食べ、ビール、ワインを飲む。
バザールや古本のことなど話しは尽きない。
こうして黄金町~日ノ出町散策の一日の夜は更けていったのだった。

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