たけうま書房のブログ

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この前の不忍USTでも話しましたが、2011年のマイ新譜ベスト10を以下に記します。
(手元にCDがないので、記憶をたよりに)

・ベイルート / ザ・リップ・タイド
・Fleet Foxes / Helplessness Blues
・ニック・ロウ / オールド・マジック
・James Blake / James Blake
・ミッシェル・ンデゲオチェロ / ウェザー
・ブッカー・T ジョーンズ / ザ・ロード・フロム・メンフィス
・Seun Anikulapo Kuti & Egypt 80 / From Africa With Fury: Rise
・SAKAKI MANGO & LIMBA TRAIN SOUND SYSTEM / oi!limba
・坂本慎太郎 / 幻とのつきあい方
・夢の引用 Quotation of Dream-Love and Soul of Toru Takemitsu / 鈴木大介,ブランドン・ロス,ツトム・タケイシ


他には『HoSoNoVa』、ルーマー、さかな、『Red Hot & Rio 2』等をよく聴きました。

ニック・ロウは、ミュージシャンの理想の歳の取り方というか。枯れ過ぎてなく、かといって力んでもいない絶妙な按配のアルバム。カバーのセンスも渋い。

ンデゲオチェロは、ジョー・ヘンリーとの合わせ技で。2曲目の車のミラーの下によくある注意書きを曲のタイトルにしたというのも洒落てる。

Sean Kutiは、今年聴いた中では最もかっこいいアルバム。イーノのプロデュースというのも意表を突かれた。正に「21世紀の『リメイン・イン・ライト』!(松山晋也氏)」。

サカキ・マンゴーは、dommuneで見て購入したCD。(James Blakeもdommuneで知り購入)アフリカ音楽のトランシーな感じとロック的なダイナミズムが合わさった、これも非常にカッコいいアルバム。方言を生かした歌詞も実に面白い。

坂本慎太郎は、『空洞です』の次は「幽霊」しかないよねみたいな(笑)。時代性なんか全く無視してるようで、最も今の日本を象徴してるような不思議な雰囲気のアルバム。これもよく聴きました。

最後の『夢の引用』だけは2006年のアルバム。ブランドン・ロスのライブ会場で買って、12月後半に一番聴いたアルバム。印象深いライブの思い出として。是非このメンバーで続編を作って欲しい。


以上。
今年はラジオや雑誌だけでなく、ツイッターやユーストで知ってCDを購入するケースが多かった。
来年はどんなアルバムに出会えるだろう。



それにしてもブランドン・ロスの音の研ぎ澄まし方は凄かったなぁ。

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