前回ほのぼのとした映画を観たので、今度は重量感のある映画をいうとことで『哀しき獣』を観てきました。

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冒頭の延辺朝鮮族自治州のシーンから荒涼とした風景が映し出されると、一気に映画に引き込まれる。
いや、引きずり込まれると言った方がいいか。


その後、主人公の二人を軸に、運命に翻弄される人間の生と死を残酷なまでに描き出す。
2作目にして140分という長尺をだれることなく、最後まで観させる監督の剛腕は相当なもの。
まるで斧をぶんまわすが如し映画(実際に登場人物たちが斧をぶんまわしていますが)。
そして、緊張感あるド迫力のチェイスシーンはこの映画の大きな見所である。
『チェイサー』もそうであったが、登場人物が走るシーンの独特の躍動感はこの監督ならでは。


観終わった後、ズシリとお腹にくる骨太な映画だった。