たけうま書房のブログ

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23日にベイルートのライブに行ってきた。

前売りはあっという間に売り切れて諦めていたのだが、当日券が出るとtwitterで知って雨の中いそいそと出かける。

開演20分位前に会場に着くと、場内はほぼ埋まり、皆期待を持ってバンドの登場を待っているのが観客の様子で分かる。


開演時間を少し過ぎて、ベイルートことザック・コンドン他メンバーが登場!
20代半ば(?)のザックもメンバーもルックスは大学生といった感じで若い。


ベイルートは、ジャケや引きこもっていた青年がヨーロッパを旅して云々という話に魅かれて1stを購入したのだが、その登場の仕方が自分の中ではべックと重なる。
ベイルートという名をはじめ、少年の面影を残すルックス、お祖父さんが有名なミュージシャンであること(べックの父はデヴィッド・キャンベル、お祖父さんはフルクサスのメンバーであるアル・ハンセン)、1stでのルーツミュージックの取り組み(べックはブルース、ベイルートはバルカン音楽)等々共通点も多い。


バンドは、ドラム、ベース、アコーディオン、トランペット、トロンボーン&チューバ。
ザック自身もヴォーカルの他トランペット、ウクレレ、ピアノを演奏。

間奏でホーン二人にザックのトランペットが加わるところはヤンヤの歓声。
スペインのパソ・ドブレ(だっけ)やマリアッチのようなホーンアレンジがライブではよりユニークに響く。
ユニークと言えばザック・コンドンのクルーナーヴォイスもロック的ではなく実に個性的。

また、アコーディオンの存在感が大きいのも面白かった。
リズムも結構アコや自身のウクレレのような楽器からインスパイアされているのでは。


MCもほとんどなく、曲を次々と演奏していくが、会場は終始暖かい雰囲気に包まれていた。
ザック一人がウクレレ1本で歌ったアンコール1曲目、ちょっと歌詞を間違えはにかんだように笑った時も、会場から大きな歓声が沸き起こった。


ツアーファイナルということもあり、バンドの演奏も観客も非常に盛り上がったライブであった。

ライブが終わって、心地良い疲れと満足感と共にロッカーへの階段を上がりながらふと外を見ると、なんと一面の雪景色に変わっていた!

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